偉人伝について
「国史」を子どもたちに伝えることを想定すると、コンテンツがないというのが課題です。
日本史から、国史への転換は、暗記科目とかしている授業を、子どもたちの心を育む教育にかえる挑戦でもあります。
国史には、アイデンティティの醸成だけでなく、立派にいきた日本人の先達を学ぶことで、生きる目標をつくる可能性をも秘めています。
このページでは一足早く、徳育の必要性に気づき、歩をすすめている株式会社寺子屋モデルの山口先生の取組と、また先生に教えをうけて製作されたJCの偉人伝教育のプロジェクトを紹介します
「偉人伝 プロジェクト」
その①「ドリカムキッズの取組」
道徳教育の決定版「偉人伝」を紹介ページです
画像は、福岡JCでドリカムキッズ(偉人伝)を立ち上げ、日本JCを通じ全国に伝播させた伝説の副議長 江藤さんの雄姿です^^
この「偉人伝」は、徳育のツールであり、キラーコンテンツです
子どもたちに眠る【やる気スイッチ】を押すために、偉人の半生を紙芝居で学び、共感した偉人の生き方を手本に、自分自身の行動規範をつくる「未来への約束」を書いてもらうまでを1つのパッキングとしています。
子ども達をとりまく教育環境が激変し、教科書問題や、授業の質の低下が議論されています。
しかしあなた自身、学校の授業をどれだけ覚えていますか?
高校時代のサイン・コサイン・タンジェント・・・ 何のことやら思い出せません
中学時代。古典の先生をいやらしい目で見ていた・・・ そんな記憶しかありません(*_*)
小学校にいたっては、自分が通った記憶さえおぼろげです
それは、私自身に、学ぶ目標がなく、死んだ魚のような目をして学生時代を過ごしていたからだと反省しています。
おなじ時間を過ごしていても、出来る仲間は出来ていた・・・
わたしと、出来る友達とを分けたもの、それは、「目標」の差のかな?と考えました。目標をもてる子どもは、教室のなか、家庭のなか、地域のなかで、どんどん吸収し健やかなに成長していくものなのではないでしょうか?
大人になる過程で、目指すべき「おとなの背中」があれば、かならず人生を豊かに導いてくれます。
まず一番近い「おとな背中」として、お父さんお母さんの生き方を伝えてください。これが【家訓】です。
そして、偉人の半生をつかって、努力する意味、勉強する意味を伝えていきましょう。これが【偉人伝】です。
日本JCでは、注目をあびる土曜学習むけの教材として、道徳教育はもちろん、領土領海の意識醸成のプログラムや、国際理解を促進する内容まで多くの素材を提供しています。
家訓づくりプログラムも、「道徳」をまなび身に着ける内容なのですが、対象者は、【親世代】となります。
これは、親から子供に渡すバトンを意識したものであり、たかだか10年ちょっとしか生きていない子供たちが、家訓をつくってもおかしなことになると考えたからです。
親世代は、伝えられてきたものを思い出し、さらに【伝えるべき言葉】を探し、次の世代に渡すものが家訓。この時の価値観は、人生経験に裏付けられたものです。
子供たちに向けては、【道徳】とは、見本をみせるもの、そして、文字通り指し示すものと考えます。
自民党の政権奪還後、道徳への取組は加速しており、教育読本のなかに、偉人伝も採用されました。偉人伝の素晴らしさは、手本となる生き方を指し示し、子供たちに明確な目標をもたせる効果を期待できるからです。
人は人でしか学べません。そして、明確に、「こんな大人になりたい!」と言える子供は、無敵なのではないでしょうか?「立派な人間になる」あるいは、「世のため、ひとのためにがんばる!」 人生の中で目指すべき大人像を偉人伝の中で構築し、【答え】を持っている子供は、強く健やかに成長できるっと、家訓二ストは考えます。
あくまで、おしつけでなく、偉人の生き方の中に子供自身が共感できる部分をみつけさせるのがポイントです。
そして、この「偉人伝」を日本JCでは、ドリカムキッズとして展開してきた歴史があります。
2011年度、福井会頭の元、徳溢れる心醸成会議では、ドリカムキッズの全国展開、そして地域版の偉人の発掘に挑戦したことがあります。
【偉人伝】を教科書をよむように勉強しても、眠いだけなのを、福岡JC、そして日本JCでは、紙芝居方式で伝えるフォームを開発し普及につとめました。紙芝居?とあなどることなかれ、子供たちの興味をひく仕掛けがそこにあるのです。
そしてポイントは、学校の先生でない人が教壇にたつという緊張感です。この時の緊張感とは、こども達目線での緊張です。普段と同じ教室であっても、違う先生(JCメンバー)が、違う内容(偉人を)、紙芝居で伝える・・・ まさに今、必要とされる土曜学習、そして地域で支える教育システムの1つの完成版なのではないでしょうか?
そして、たった45分の紙芝居ですが、多くのノウハウが詰まっています。
改めて、ここで自慢させてください^^
①何をした人なのかを子供たちと共有する
②こども時代のエピソードをくみこみ、みんなと変わらないことを紹介する
③偉人の遺した言葉を声にだして一緒によむ(物語中2回)
④感想文をかかせ、次に、そんな大人になるための「未来への約束」をさせる
上記をプロットとして、「野口英雄」の生涯をノウハウにそって紹介すると・・・
①病気の基となるウイルスの発見につとめ、世界中の人から尊敬され、お札にもなった^^
②赤ちゃんの時、やけどをし、手に生涯をかかえ、そのことでいじめられ、不登校になる・・・
③母の言葉に奮起し、手の治療をうけ、恩返しのために自分自身が医者になることを誓う
(→唱和:志をえざれば再びこの地を踏まず)
・・・という感じです。いいでしょ?^^
この黄金則(ノウハウ)は、地域版の偉人伝の作成に流用できるのもポイントです。
富山JC様では、このノウハウを11年度の国際アカデミーの記念事業として採用し、以後3年にわたり、地域版の偉人伝を地域で展開しています。ラインナップは、富山の薬売りで有名な○○さん。同じく富山出身の実業家、安田善次郎。かわったところでは、藤子不二雄Fさんの偉人伝を制作し、「道徳」の普及につとめています。
この○○さんが重要です。地域の偉人は地域の人。全国的にネームバリューがなくてもいいじゃないですか!
水戸JCでも、徳川光圀、徳川斉昭公の偉人伝を制作しましたが、3人目の偉人は、長谷川さん・・・ この長谷川さんは、オセロを発明し普及させて偉人です。もっというと、オセロを開発していなくても、街の肉屋さんや、クリーニング屋さん。そして自分のおじいちゃん、おばあちゃんが「偉人」でいいじゃないですか!?
人は人でしか学べません。
人生、他人は皆、師。だったら、身の回りの偉人、地域での偉人の発掘こそが、道徳の「道」であると家訓二ストは断言します!
あらためて、文部科学省では、土曜学習の拡充をすすめていますが、教育素材の不足。そして先生への新たな負担が問題になっています。
ドリカムキッズは、ここまでにストックしてきた【偉人バンク】があり常時20名以上の偉人のシナリオをもち、地域版も組み込むことで週に1回、1年分の授業実施も可能な夢のプログラムです。そして嫌々?出勤してくる先生でなく地域に根差して活動するJCメンバー、そして趣旨に賛同いただく仲間が、学校に直接に伺い楽しく子供たちと接することで、閉ざされた学校という社会に、新しい風を吹かせる取組となるのです!
うお~すげ~ぜ 偉人伝!
っということで、論より証拠、偉人伝の取組をまとめた紹介VTRのリンクを貼っておきます。時間は約3分。この映像をみて悪いことをいった奴はいない、そんな素晴らしい内容です^^
http://www.youtube.com/watch?v=ghjKrwssWfI
偉人伝は、福岡JC様で開発され、現在は教育オンブスマンが引継ぎ福岡近郊でのオーダーにそなえ万全の態勢を整えています。それ以外の地域でも、家訓二ストに相談いただければ、講師派遣、地域版の偉人伝の開発までコーディネイトさせていただきます。
偉人伝リバイバルプラン、ここに発動を宣言します!
地域の教育をかえるのは、あなた。そして、同志からのご依頼をおまちしています。
「偉人伝プロジェクト」
その② 偉人伝~地域版の可能性~
(2014年8月投稿)
水戸青年会議所では、地域の子供たちにむけ、道徳を伝えるために、徳育のツール化に着手し、2012年より、地域の偉人を紹介する「水戸偉人伝」の展開を目指しています。
紙芝居で、水戸の偉人、徳川斉昭の生涯と偉業を紹介する一方、そんな斉昭の生き様から、生きる目標を見つけてもらう狙いです。日本JCの『徳パック』の進化版っと自負する内容です
また、今回は、過去の開催の中での反省をいかし、「日本の建国はいつでしょう?」クイズを組み込みました。最初の質問は、3択で、日本、アメリカ、中国との比較し、つぎに、100年前、200年前、1000年前、2000年前っと、それぞれボードに年表を書き込んだものをメンバーをもたせ、子供たちが考える建国の時期の前に座ってもらう設えとなりました。
答えは、紀元前660年となります。これは世界で一番古い建国の歴史です。ちなみに、35名の参加で、正解者は2名。自分の国の建国の歴史を知らずして、郷土愛を育むことができるでしょうか?また、国際化が求められるなか、小学校での英語教育も始まっていますが、真の国際人とは、英語をしゃべることでなく、自分の国を自分の言葉で語れる人材が、国際人ではないでしょうか? 水戸偉人伝には、たくさんの狙いを忍ばしています
■徳パック~平成弘道館水戸版~(徳川斉昭編)
質問1 偉人伝を聞いて何を感じましたか?
・おもしろかった。もうちょっと聞きたい。
・斉昭が弘道館や偕楽園を作ったことは知っていたけど、日の丸を考案したことは初めて知った。
・偕楽園は大工が作ったと思ったけど斉昭公が作っていると聞いてびっくりした。
・偉い人がいっぱいいるなんて初めて知りました。
・学校の勉強をかならずする。
・いい人だと思いました。
・日本の人はすごいと思った。
・みんな苦労をして、今の日本があるんだなと思いました。
・斉昭公は弘道館や、偕楽園を作ったと思っていたけれど、日の丸も作ったと聞いてびっくりした。
・水戸には、徳川斉昭というすごいことをした偉人がいることが分かった
・日本の国旗のデザインを考えていたのが徳川斉昭と聞いて、すごい人だなと思いました。
・斉昭公は日本に色んな物を残したという事を知りました。
・私は、水戸にこんな立派な人がいたとは知らなかったのでびっくりしました。
・このような人がいたんだ!!とびっくりしました。この人がいて日本があるんだ。よかったなーと思いました。
・この人が日本を作ったのがすごいと思いました。
・すごいな
・斉昭公は日本にたくさんの物を残しているのがわかりました。
・日本は古いと感じた。
・徳川斉昭公が日の丸を考えたのがすごい。
・徳川斉昭はすごい偉大な人だとわかりました。
・斉昭公については授業で習ったけれど、日の丸を選んだことは初めて知った。
・難しかった
・斉昭はすごい人物だと思った。
・日本は長いなーと思った。
・黒船を初めて知りました。歴史に少し興味がわきました。
・たくさんの偉人のことが分かった。おもしろかった。
質問2 立派な大人になるために、君は何ができるかな?今日からできる、未来への約束を決めてみよう!
・学問を頑張ります。
・手伝いをする。
・勉強をちゃんとする。
・たくさん勉強してたくさん遊びます。
・お母さんの手伝いをする。
・一日一回勉強をする。
・一日一回手伝いをする。
・約束を守る。
・仕事をやって大きな家を作る。
・勉強を頑張ります。
・勉強の時間を削る。
・夏休みの宿題を全部終わらせる。
・母のお手伝いをして、将来親孝行ができるようにしたい。
・学問にはげむ。
・毎日[勉強を頑張りたいです。
・宿題以外の勉強もする。
・地球温暖化にならないように、電気をこまめに消す。
・もっとママの手伝いを増やしたい。
・勉強をしてテストで100点を取ります。
・将来、お母さんがおばあちゃんになったら料理をする。
・偉人等の話を聞いて学んだことを、これからの生活に生かす。
・お母さんとお父さんの手伝いをする。
■家訓二ストの寸評
子供の発想って楽しいですね^^ 今回、一番面白かったのは
「偕楽園は、大工が作ったと思ってた」っというもの。・・・多分、君の意見が正解です(^_^;)
最初の質問から、導きだすものは、偉人伝がどう子供たちに伝わったのか?
コメントを読む限り、斉昭公の偉業をちゃんと伝えられているようです
そして、②の質問”立派な大人になるために、君は何ができるかな?今日からできる、未来への約束を決めてみよう!”から、導き出すものは、「感じた」ことを「行動」に移してもらうための導線です。ここが「徳パック」の一番重要な点でした。
②のアンケート結果からは、前むきな「約束」を子供たち自らが選んでくれたことがわかります。
「勉強をする」あるいは「お手伝い」をする。これが、「行動」です。
そして、一部の子供が書いてくれたように「○○するために、△△する」と決意を固めてもらえば、それが『道徳』になるのではないでしょうか?
水戸偉人伝も、計5回ほどの実践のなかで、トライ&エラーを繰り返し、ブラッシュアップをし、そろそろ完成版になってきた実感があります。
紙芝居には、簡単なシナリオが用意してあり、誰でも偉人伝ティーチャーとして教壇に立てるようにパッキングしました。
今後は水戸JCの事業はもちろん、地域の道徳素材として広く学校教育の現場で使用されることを目標しています。
偉人伝を伝える子どもたちはもちろん、それを伝えるメンバーにとっての学びの機会となる、それがJCです 。
人は人でしか学べません。地域のなかで、伝え、教え、そして学びあう そんな知の循環が、子供を地域を強くすると家訓二ストは確信しています。
家訓プログラムの姉妹プログラム「水戸偉人伝」に、これからも注目ください!
家訓づくり姉妹プログラム
「偉人伝プロジェクト」
その③ 教育の自給率を問う
(2014年6月投稿)
「教育の自給率」は大丈夫? 地域で支える教育と偉人伝の可能性について
教育の自給率という言葉をご存知でしょうか?
家訓二ストが考え出した造語です。
国語、算数、理科、社会。そして最近では英語まで、学校で教えてくれることは大事だと思いますが、では、どこのだれが、大事なことを決めたのでしょうか? 教育の中から地域の特性が排除され、全国で画一的なカリキュラムが進められる一方、郷土愛、ひいては自分への愛、家族への愛が失われつつある現状があります。
教育こそ、地域でになうもの。それは、カリキュラムに限らず運営や、ひいては教師にまで、とことん地域性をいれる必要があります。
なかでも、地域の中で、目標とする大人を見つけることは、子供たちにとって、郷土愛を醸成するだけでなく、自分自身も未来の偉人となるべく、努力をしていく道しるべを築くものであると家訓二ストは考えます。
教育の自給率をアップさせる「水戸偉人伝プロジェクト」では、徳川光圀、斉昭、慶喜公や、藤田東湖、画家の横山大観など、水戸にゆかりの深い人物を順次紙芝居化し、ゆくゆくは、土曜学習の素材として、地域の学校に採用いただくことを目指しています。
っとかっこいいことを言っても、実際、飽きやすい子供たちの興味を引く内容になっているか?
トライ&エラーをしながら、偉人伝のブラッシュアップをしているのが現状です(^_^;)
6月22日のいばらきブロックオセロキャラバン 水戸大会では、100名をこえるちびっ子の前で、偉人伝「徳川斉昭」を披露させていただきました。
今回、新たな試みとして、偉人伝ティーチャーを、水戸JCの本年度の新入会メンバーに振ってみました。
教育とは、負荷をかけること・・・ JC恒例のめちゃぶりです(*_*)
しかし、1~2度の練習の機会を設けただけで、新入会のメンバーは、偉人伝をやりとげました^^ すごいっ
そして、この偉人伝ティーチャーの成功は今後の土曜学習での採用の際、誰でも偉人伝を教える側に回れることを示した成功例となりました。
地域で、地域の偉人を発掘し、そしてまた地域の人が子供たちに伝える・・・
食料自給率という言葉があるように、教育にも、地域の教育自給率があるものと家訓二ストは考えます。
全国画一的に、会議室で決められた教育プログラムに普遍性などあるわけもありません。
水戸には水戸の教育的素材がたくさんあり、偉人伝。あるいは、オセロだって、水戸生まれのゲームとして教育素材として取り入れれば、先を読む力や、集中力。何よりゲームとしての面白さ^^ 6年間、つまんない教科書を勉強するよりもたくさんの効果が生まれるのではないでしょうか?
あなたの街の教育自給率は何パーセント?
足りないのであれば、偉人伝のご採用を検討ください!
偉人伝プロジェクトでは、まずJC内の事業で、紙芝居のクオリティーを高めることを目指します。
そして、次に土曜学習を筆頭に、地域の学校での採用をめざし、究極的には、1年間、週に一回偉人を学び、そして最後は、自分の父ちゃん、母ちゃん、爺や、婆やの偉人伝を子供たち自身がつくらせるまでが、家訓二ストの目標です。なにがえらいって、自分を生み、育ててくれた人が「偉い」にきまっています(^_-)
「偉人伝プロジェクト」
火つけ盗賊?山口秀範先生のお話
「長い海外勤務をおえ、日本に帰ると、どんなに貧しくてキラキラした眼をした子供が多い外国に比べ、豊かなはずの日本の子供たちの眼が死んでいる・・・」
株式会社寺子屋モデルを運営する山口秀範先生は、そんな危機感を背景にして、職を辞し、未来をになう子供たちを救うため、道徳教育を展開する「寺子屋」をたちあげました。
この度、「寺子屋モデル10周年」の祝賀会が、福岡で開催され、幡谷も臨席させていただきました。家訓づくりの師である山口先生ですが、家訓に特化した幡谷に比べ、先生の活動は多岐に渡り、また志を共にする仲間にめぐまれ、九州を中心に大きなうねりをおこしています
祝辞の中で、山口先生のことを、「火付け盗賊」と称した来賓の方がいらっしゃいました。神出鬼没に表れ、周囲の人の心に火をつけ、ふと気が付くと、次の現場で、火事をおこしている・・・と、来場された100名をこえる出席者の方はもちろん、幡谷も心火を灯していただいた生徒の一人です。
10年前、徳育に特化した会社を立ち上げ際には、仲間からちゃんと飯がくえるのか?そもそも、そんな事業にのめりこむ事に、反対されたそうです。しかし、心配する仲間たちをよそに、着実に実績をつみあげ、今では一番の応援団になっています。
福岡JCで開発した「ドリカムキッズ」(偉人伝)も、家訓づくりプロジェクトも、先生との出会いからスピオフされた企画です。そして、先生の活動を追うように、学校での土曜学習の展開や、徳育。そして、こどもたちへの心の教育がようやく始まろうとしています
山口先生のバイタリティー、そして明確なビジョンには驚くばかりです。
好評発売中の三笠書房より出版された「名家の家訓」ですが、「火付け盗賊」山口先生の視点は次のターゲットに移っています
いま、山口先生は、福岡財界の信奉者をあつめ、徳育に特化した中高一貫の学校設立をめざしています。
JCでも、子どもたちの教育環境をかえるため、カリキュラムづくりや、提言、あるいは土曜学習などで、コミットめざしてきましたが、さすがに学校そのものをつくろう!という動きはなかったことでしょう。もしあったとしても、酒の席だけのおはなし。実際に建設にむけ、10年かけて、下準備をしてきたというから驚きです
現在の子どもたちをとりまく教育環境には課題があります。自国の歴史を教えないばかりか、自虐史観と評される子ども達の心を折る教育がつづいています。歴史学者が指摘するように「神話を伝えない国は亡びる」との不気味な予言もある一方、神話にもとずく建国記念の日を知らない子供が大変をしめる現状があります
誰が悪いということもなく、左よりの皆様には、左側の正義があり、右側のひとには、右側の正義あるというだけのお話です
ただし、右側の教育というのが心もとないという現実の中、だったら、自分たちで学校をつくろう!というのが、山口先生のビジョンです
一貫校の構想は6~7年前、県内の経済人や教育関係者が、現在の義務教育では、人格やリーダーシップを十分に養えないとして、「知・徳・体・志」を身につけさせる新しい学校を作りたいとスタートさせました
開校までの手続きがスムーズに進むよう、幼稚園や高校を運営している博多学園が、新設校の設置者となる。用地は宗像市のJR赤間駅から約3キロに市が所有する山林約5ヘクタールを予定している。事業費は発起人会(79人)が中心になって、寄付金を募る予定です
そして、私立の小中一貫校「志明館小中学校」(仮称)の開校をめざし、福岡市の学校法人「博多学園」と宗像市、設立発起人会は19日、宗像市役所で、相互に連携、協力することで基本合意し、協定書に調印した。発起人会は、2018年春に小学校、その6年後に中学校の開校を目標に寄付金集めを始めます
調印式後、発起人会の橋田紘一幹事会代表(九電工取締役相談役)は「開校認可の1次申請を県私学学事振興局に行う来年7月までに、約20億円を集めたい。自分で考えて決断し行動する子どもを育てたい」と強調した。中学校完成までには50億円前後が必要とされています
50億っというのも目が飛び出る数字ですが、全国3万人のJCメンバーの飲み代。あるいは、7万人?ともいわれるOBの力を結集すれば、全然できる数字です
大きな組織に甘え、「あんなこといいな できたらいいな♪」と夢で終わらせてしまう部分が、JCにはあります。夢を語るなら、まずやってみるという方が幡谷は好きです。現実に、山口先生は、たった一人から、数々の運動をはじめています。
目的はひとつ。明るい豊かな社会のために、子ども達の眼がキラキラ光る社会の実現をめざし、学校の起工の成功を祈念し、家訓づくりプログラムのさらなる展開で、学校建設の援護射撃をお約束させていただきます
家訓の本をだして、先生に追いつくつもりでしたが、尊敬する師は、さらにその先の頂に歩をすすめていました・・・
山口先生が長年の夢の実現をめざし学校建設をはじめます。
「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました あなたの心です」(BY.カリオストロの城の銭形より)
火つけ盗賊・山口先生に、あなたのハートも奪われちゃってください。今後の学校設立へのご協力と、火付け盗賊あらため方、山口秀範の歩みにご注目ください!
株式会社 寺子屋モデルのHPはこちら^^
http://www.terakoya-model.co.jp/