お客様は神様ではない!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お客様は神様です!」っとは、往年の演歌歌手三波春夫の名言です

 

しかし、本当に「神様ですっ」と勘違いしちゃってる消費者が多いのではないでしょうか?

とくに教育現場の混乱は、この三波春夫現象によるものと幡谷は考えます

 

また、救急車の搬送のほとんどは、重症でない患者、そして一人で何十回も使用している悪徳な市民によるものとの報道もあります。

いまこそ、消費者の天狗意識の鼻をおり、自分自身が、身の丈のあった生き方を模索するときです

 

お客様は神様ではない!脱・三波春夫宣言が求められています。

 

 

問屋をいとなむ幡谷の会社では、毎日何台ものトラックが荷物を運んできてくれます。弊社では、汗をかき、長い距離を運んでくれるトラックの運転手さんに、缶ジュースを出すようにしています。お金を払っているのは、当方になりますが、所詮は金だけの話しです。目の前にいる運ちゃんに、お礼もいえない会社では、消費者にも愛想をつかされると考えるからです。

 

 

「利他」という言葉があります。

家訓ニスト風に解説すれば、「自分が生かされていることに感謝し、自分自身も他人の利益になるよう尽くすこと」となります

 

他をいかすことで、初めて自分が輝く。

そんな精神が息づいてることで、日本は世界中から尊敬される国になっています。

 

しかし、この尊い利他の心を脅かす悪魔が今、日本人の心に巣食っています。それが、「お客様は神様です」っと本気で信じちゃっている消費者の存在です。

 

「お客様は神様です」との名セリフは、昭和を代表るす演歌歌手の三波春夫さんが広めた言葉です。しかし最近は、「お客様だから、神様だ!」と、クレーマーと化した消費者が出現しています。

 

神様化した消費者は、購入する商品だけでなく、サービス(無料)へのクレーム。行政へのクレーム。はては、学校、教育へのクレームと神様だってしない程の横暴を繰り返します

 

神様なんだから、わがままは当然。わがままを聞かないオマエが悪い!っという態度です。

学校でおきる数々の問題も、この消費者としての錯覚に根差していると家訓ニストは考えます。

 

消費者感覚で、子どもを学校にいれると、親御さんが求めるものは、「対価」であり、「サービス」となります。親切すぎるコンビニの店員さんに求めるように、あらゆるサービスを学校に求めていないでしょうか?

最近では、クラス替えをやり直せとか、運動会の日に、ディズニーランドにいくことになっているので、日程をずらしてほしい・・・そんな要望をだす親御さんもいるそうです。


先生は、先生。店員ではありません。そもそも、店員さんに対しての態度から改める必要があるのではないでしょうか?相手を尊重するからこそ、自分も尊重されるもの、相手を気遣い、挨拶や、基本的なマナーを守って初めて、会話がうまれます。

  

日本のサービス業の親切さは、世界でも群を抜いており、あるフランスの記者は、500円のランチで五つ星のサービスが受けられるのが日本だ!とのコラムを本国に打電していました。

一方で、日本のお客は、お店側に一切挨拶をしない(感謝の意を表さない)、稀な国とも言われています。フランスに限らず、西欧諸国では、お店に入店する際、挨拶するのはお客が先だそうです。

そして、挨拶をしない客がくると、客扱いせず、露骨に舌うちをするケースもあるそうです(*_*)

 

「いらっしゃいませ~♪」っと、店員さんから、声をかけられる度に、日本の消費者は、1つ1つ神さまの階段?を登って行くのかもしれません・・・

 

 あなたも、外国にいった際、店員の態度が悪いっと感じたことはないでしょうか?しかし、それは日本の接客になれすぎた弊害です。あくまで、客とお店は対等の関係です。買ってあげるっとも言えるし、売ってあげるとも言えるのが本来の関係です。

 

少なくとも、お客様は神様ではなく、ただの消費者です(ー_ー)!!

 

利他とは、活かされていることに感謝することから始まります。

今、あなたが身に着けている服、時計、携帯、なにか1つでも、あなた自身が制作したものってありますか?ないのであれば、それは、活かされているということです。そして、食事や、電車、仕事に家庭、身の回りの全ては、人知れぬ善意によって、グルグルまわっています。

 

そもそも、自分で出来ないことを、他人様に任せている時点で、ぼくらは凡人。そして、それをお金で解決している卑しい俗人なのです。100円、200円の買い物で、パートの店員さんに、礼儀を求めるならば、買う方にだって、礼儀は、あってしかるべしだと感じませんか!?

 

地獄への道は善意の石で、できている・・・

親切すぎるコンビニさんは善意の石。そこを歩くあなたが神なのか?悪魔なのか?

 

世間というのは、向こう三軒両隣、チラチラする鬼のようなもの。無味乾燥なコンビニのレジ前で、ぜひ、「お疲れ様」とか「ありがとう」とか、挨拶をしてみてください

 

そんな小さな心がけ1つで、世界は、ちょっと明るくなります^^ 利他の心は、恩返し。必ずその優しさは、あなたの心を豊かにしてくれます。

 

脱・三波春夫宣言!「お客様は神様ではない」。

買う方、売る方、招く方、行く方、それぞれに礼儀をまもり、1日を気持ち良く過ごしませんか?

レジ前の挨拶から始める脱・三波春夫宣言、幸せは歩いてこない、だから歩いていきましょう! ・・・んっそれは、水前寺清子かっ(*_*)