感謝の心プロジェクトのお話


 

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちを取り巻く環境が激変するなか、関係者による様々な取組が始められています。

 

幡谷の考える理想の環境とは、「学校」「地域」「家庭」の3つが、それぞれ努力することで、子供たちを育むことです。この考えにもとづき、とくに親学の教材がないことから、2011年度には家訓づくりプログラムを開発させていただきました。

 

そして、3つの軸のなかで、「地域」というとボンヤリした印象があるのも事実です。PTAが地域なのか?町内会、商店街が地域なのか・・・ 

 

幡谷は、提案します。地域とは「JC」(各地会員会議所)です。

地域にねざす様々な職種がつぞうJCこそ、地域の代表として、学校にコミットしていくべきなのではないでしょうか?

 

これまで、日本JCでは、学校むけの道徳の素材として「まなぶの夏休み」(2007年ごろ)をはじめ、

「ドリカムキッズ(偉人伝)」(2011年)、「徳育ゼミナール」(2013年)。領土領海プログラム(2013年)、そして国際問題をまなぶ「MDGs認知向上プログラム」など、多くのテキストを世に送り出しています。

 

このテキスト化こそ、社会開発運動の最も尊い運動です。

ごみを拾うのもJC,ごみを拾わせるのも、JC ごみを捨てさない社会をつくるのもJCとのたとえもあります。

JCから発信される運動が、ひとり歩きし、我々も知らないところで実施されるようになるために、この「テキスト化」は最も優先される課題でもあります。

 

 

そんななか、2013年度の近畿地区協議会では、画期的な道徳向けのカリキュラムを完成させています。それが、今回ご紹介する「感謝の心プロジェクト」です

「ありがとう」をまなぶ絵本を教材に、ワークショップをへながら感謝の心をまなぶ内容です。ポイントは、メンバーが各地の学校におもむき、教壇に立つ点。そして、感謝の心を「絵」で表現し、これを家にもちかり、13年度には、エリア内で感謝の心の絵のコンテストを主催した点です。

 

家訓づくりも家に持ち帰り、実施いただくために様々な仕掛けをしてきました。

セミナー中に電話をさせたり、あるいは色紙を用意し清書いただくこともあります。

また効果的なものとしては、こどもにハンコづくりをしていただき、できた家訓にポチッとハンコをおさせるワークショップ型の家訓なんてものもやりました^^

 

感謝の心プロジェクトも、手法をちがえど、家にもちかえり大切にしてもらうための仕掛けが上手に仕込まれたプログラムです^^

子どもが書いた絵を捨てる親はまずいない(^_^;) そして、絵と一緒に感謝の心を家族と共有できるっというすごいアイディアです。

 

現在、このプロジェクトは、立ち上げに苦心された伏木さんによって、協議会として運営され、JC近畿地区や会員会議所と連携し、運動を展開していまたす。また今年の6月には、クメール語版の絵本を製作し、地区の事業の一環として、カンボジアでの出前授業を成功させています。

 

世界平和を担う仲間として、徳育をになう同志の挑戦を応援するためにブログで紹介させていただきます。

っていうか、家訓よりもノーベル賞に近いかも(*_*)

 

 

 (以下HPより 転載)

http://tokuiku2013.com/

 

各地青年会議所、各種団体、企業のみなさまへ
行政や学校では教育に対する様々な取り組みがなされています。近年、自治体や地域との連携が模索されており期待されていることは単なる成績向上よりも、「徳育」を代表とする人間性の向上にあると
私たちは考えます。「感謝の心プロジェクト」は、公益社団法人日本青年会議所2013年度近畿地区協議会「徳育」実践委員会によって企画・実現した「徳育」運動です。関係者への説明をしっかりと行い、各地の教育委員会の理解と協力を得たことで近畿57か所の小学校での開催を実現しました。目の前で子ども達の良き変化を確認することができ、回収したアンケートに集まる先生と保護者からの応援の声は、後日それを読む青年会議所メンバーのさらなる行動意欲を引き出すことと確信致します。
これから地域連携事業を企画されようとする各地青年会議所さま、各種団体、企業のみなさまにおかれましては、ぜひ本プログラムの導入をご検討ください。

1.感謝の心プロジェクト連絡協議会とは

■設立に至る背景
近年、他者を思いやる気持や互いを敬う精神が希薄になり利己的な風潮が広がっている現状がありま
す。日本人が古来より受け継いできた心の奥底に持つ夢や希望を持った感謝の心に目覚め、先を生きる
者として手本となるよう今こそ私たち大人が役割と責任を果たさなければなりません。

■設立趣旨
本協議会は2013年度公益社団法人日本青年会議所 近畿地区協議会が「徳育運動」で絵本を制作し活動した「絵本を用いた小学校への出前授業」プログラムの理念と理論を継承し、「徳育」を広げていくために設立します。

■主な活動内容
1.絵本「アリガトウをみつけよう」の管理ならびに著作権保護
2.「絵本を用いた小学校への出前授業」プログラムの管理
3.プログラム実施に関わる各種相談ならびに助言
4.各地青年会議所並びに各種団体、企業におけるファシリテーター育成のサポート

■対外目的(実施対象者とその関係者)
事業にかかわったすべての人に、日本人が備え持つ感謝の心の基軸は「お互いの行動を感謝・承認す
る気持ちをことばにして伝えること」にあると気づかせる機会を提供することによって、道徳心を兼ね
備えた人々で溢れる未来へ発展し続ける地域を創造します。

■対内目的(プログラムを実施する各地青年会議所メンバー)
ぶれる事のない強い「信念」をもって率先垂範し明確な役割と責任を持って行動することによって、先を生きる者として手本を示し地域とともに成長していくための機会を提供します

長浜北小学校にて、「感謝の心プロジェクト アリガトウをみつけよう」を2年、3年生の 230 人に実施させて頂きました。絵本の読み聞かせは、小学校で読みか聞かせをされている、ジーバーぽこぽこの方々もご協力を得ました。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 


■カンボジアでのプロジェクトの様子■

 

感謝のプロジェクト』in Combodia

大成功でした。

 考え方は日本の子供たちと違うけど、人に感謝する気持ちは同じである。

 大人になるにつれて薄れていく『心』大事ですね

相手に感謝する想いがあれば、反省する『心』が生まれて来る。

もう内戦で人口の三分の一尊い命を無駄にする国になってほしくないものです。

もっと大人達が未来の宝物である子供たちを大切に思ってくれる日を目指して頑張ります。

 世界共通、人を幸せにする運動は心の中にあり足元に落ちているものだと感じました。

 素晴らしい授業を行ってくれたと学校の先生に感謝して頂き、国際女優のMary Nethさんが絵本の読み聞かせを寝ずに練習して頂きました。

 『感動しました』の言葉を貰い、次回があるのであれば参加したいと言ってくれたのが嬉しかった!!!

 映画(The Last Reel)

http://www.thelastreel.info/

 

 

 


  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※クメール語に訳された絵本と、英語にも訳されていない家訓本です(*_*) 負けてるぜっつ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちからの感想は、アリガトウ絵本 おもろかったわ! 帰ったらお父さんお母さんに言おうと思います。10分で1000個無理やけど とにかくいっぱい言えたよ!など感想を頂きました。子どもたちの意識がしっかりとした気づきで、感謝の心について考えてくれたことと確信しています。私たち大人の立場としても授業を通して、改めて感謝の心の意識の高揚につながりました。

  また、今回は長浜青年会議所の今村理事長をはじめ、滋賀ブロック協議会の和田会長も応援に駆けつけてくれました。本当にありがとうございます。

  今後も、各地で元気に! 感謝の心プロジェクトを進めていきたいと考えています。皆さん!ご希望があれば、小学校、保育園、幼稚園にお伺いします。ご連絡お待ちしております。よろしくお願いします。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 ←

 新聞にも紹介されたそうです^^