世界の中心でKAKUNと叫ぶ
世界中で、インフラの輸出競争がはじまっています。わが日本からは新幹線を輸出するため官民あげてのPRが続いています。そして海外の視察団をお招きし新幹線の視察をすると必ず驚かれる光景があります。それは、スピードや、安全性をもたらす技術のお話でなく、車内清掃に従事するおばちゃん軍団の手際の良さです。
日本人には当たり前に感じる掃除するおばちゃん。東南アジアのある首相は、新幹線でなくおばちゃんを国に持ち帰りたいっと賛辞をのべたほどです。
国際化というと、技術や、言語を思い浮かべがちですが、日本には日本人にしかできない財産があり、その財産こそが、日本に真の国際化をもたらすのではないでしょうか?
国際人とは、自国のことばで、自分と自分の国のことをしゃべれること
(寺子屋モデル 山口先生)
家訓本の中で、家訓で身に着ける躾こそが世界に出た時に求められるスキルであると提案しましたが、さらにその考えを掘り下げてみたいと思います
グローバル化がすすむ、ビジネスシーンの中で、日本ほど商道徳に溢れた国はありません。たとえば、契約書の有無。日本では大きな取引であっても契約書を取り交わさない場合も多々あります。これは、相手を信用しているからこそ、成立する商い方法であって、国際取引でこの慣習は通用しません。
分厚い契約書でがんじがらめにする商取引の背景には、だましあい、あるいは自分に有利な条件で商売をする駆け引きがあります。そんなとき、自分の土俵で戦えるか?がビジネスを成功させるキーになります。では、あなたの土俵とはなんでしょう?これが「アイデンティティ」であると家訓二ストは断言します
欧米人には欧米人の、中国人には中国人のアイデンティティがあります。郷に入れば郷に従え、たとえ同じ言語(英語)で商談していても、OSが違っていれば、商談は成立しません。相手の土俵を認めながら、なおかつ、自分の土俵(アイデンティティ)で戦うことが求められます。
たとえば、安さで押してくる中国には、日本人の堅実さが武器になるかもしれません
あるいは、デザインで押してくる欧米勢に、日本人の律儀さと納期をまもる誠実さが武器になるはずです
国際化とはたんに英語をしゃべるだけのことにあらず。まず自国のアイデンティティを知り、そのうえで相手との違いを認めることが必要になるはずです
そして、あなた自身のアイデンティティとはなんでしょうか?
その答えがズバリっと答えられる人は、真の国際人です^^
そして、もし答えられないなら、家訓づくりプログラムを受講ください。家訓をつうじあなたが大事にしている価値観があぶりだされることになるでしょう。
今、子どもたちは、幼い時から英語に親しめるように、塾や、小学校での英語教育は加熱しています。それはそれで立派なことですがあなたはなにか違和感を感じないでしょうか?英語は所詮は道具。問題は、その道具をつかって何をしゃべるか?そして何を残すかです。
外国にでると、日本では当たり前すぎて気づかなった日本の良さを知る機会になります。極論をいえば、英語も日本を知るための1つのツールにすぎないのかもしれません。
ABCDEFG・・・無機質な英単語を覚えるため、中学生、高校生は青春を謳歌する貴重な時間を、労力をかけ英語教育にささげているのが現状です。しかし、その時間の10分の1、100分の1を、日本の歴史や、おじいちゃんおばあちゃんの話にあてるほうが、何倍も人生を豊かにさせるっと家訓二ストは考えます。
家訓づくりは、躾を身に着けさせるツールです。それに加え、躾の裏側に隠された、おじいちゃんおばあちゃんの言い伝えや、日本人に受け継がれてきた高い道徳心を子ども達に受け継ぐ高い効果があります。
日本人のアイデンティティとは、「いただきます」「ごちそう様」、「おかげさま」という素敵なことばに集約できます。そして、言葉だけでなく、道徳を日常の中で磨いてきた、ご飯粒を残さないこと、片づけをすること、そして靴をそろえること、そんな当たりまえの行動のなかに、2600年の歴史に裏付けられた真の国際人にもとめられる本当のスキルがやどっているのではないでしょうか?
すげえぜ日本^^
家訓二ストのノーベル平和賞受賞のプランでは、まず前段に、世界一平和で豊かな国、日本が世界から称賛されることが前提です。そして、その平和の秘密や、長い歴史を支えたものとして、「KAKUN」がフィーチャリングされ、結果、ノーベル賞が手もとにやってくるのです(―_―)!!
家訓二ストは、あなた自身が国際人であることを望みます。それは、世界で一番古い国、日本が22世紀、23世紀と永久に世界の中心で輝いていられるために必要なことだからです。
電化製品、自動車っと続いた日本が誇る輸出品。そしてこれからは、インフラといったソフト面を組み合わせた提案型の輸出が増えることが予想されます。事実、クールジャパンといわれるアニメ、ゲームは広く世界に受け入れられています。そして、アニメの次の輸出品は、日本人らしさを身に着ける茶道や武道。そして家訓づくりかもしれません。
世界の中心でKAKUNと叫ぶために、これからの時代、おのおのが、茶碗、職場、人生をピカピカに磨き上げることが重要になっていくでしょう。凡事徹底が世界を救うキーワードです。そんな22世紀の世界を救う、そうじのおばちゃんイズムを家訓二ストはこれからも提唱していきます。
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