稲荷山古墳の鉄剣から考える「国史」の問題

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■情報バイアスとレフティーさんによる教育の改ざん

 

SMAPの解散報道で、マスコミは大騒ぎになっています。その中で、改ざんでは?と別の意味で騒ぎになっているある事例を紹介させていただきます。

 

作家の梶尾真治氏が新聞記者から取材を受けた後、発言コメントを捏造されて新聞に掲載されたとネット上で告発しています。偏向メディアの真実を伝えない報道のあり方は波紋を呼んでいます。

 

新 聞 :驚いたけれど、みんなひとりでやっていける。何年かしたら再結成もあるのでは

本人談:全員生きているんだからいいじゃないんですか?何十年かして同窓会ツアーをするときおっかければ、それよりもボウイの方がショックだ

 

梶尾さんご自身が新聞の記事を読み、あまりの改ざんぶりび告発したというのが真相です。

マスコミさんは、「編集」と称し、発言者の発言を改ざんし、結果、自分たちが考えている着地点に誘導することが多々あります。

 

この構造は、SMAPの引退騒動だけでなく、安保法制やTPP、そして歴史認識の問題でも往々に繰り返される暗部です。

 

市民は、知る権利の他に、発表される情報は、すべからずバイアス(偏り)がかかっていることを知る必要があります。

 

そして、左翼と称される一部の学者さんは、バイアスを染み込ませた報道を上手に操作し、「ない」事件を「ある」ことにし、国際問題までたきつけることもあります。一番の例が、朝日新聞のねつ造から始まった従軍慰安婦の問題ではないでしょうか?

 

自分たちに都合の悪い情報は取り上げず。

あるいは、脚色や、偏った世論誘導で真実を葬りさる・・・それがレフティーさんの常とう手段なのです。

 

しかし、問題はこうしたバイアスが、教育現場にまで広がっていること。

とくに子ども達に、自分の国が嫌いになるようなネガティブな情報ばかりを教える自虐史観については1秒でも早く払拭することが求められます

 

 

■教科書に出てこない歴代の天皇陛下

 

現在の教科書では、「天皇」についての説明をしてくれる場所がないそうです。一部脚注として、大王(おおきみ)がいた。とか、中国の皇帝に習って天皇と称したとか、ひどく遠回りの情報ばかりしか教えてくれません。

 

そして天皇についての記述がないのに、6世紀の33代・推古天皇(聖徳太子の叔母)が唐突に登場します。初代神武天皇から始まる歴代の32人にも渡る天皇様についてはガン無視です

天皇にふれない日本史が、本当の歴史と言えるのでしょうか!?

 

存在を否定する説も、説として存在しています

だったら両論を併記すればいいこと、そして考古学の発達によって、実在が疑われてきた古代の天皇(大王)がひとり、また一人と実証されはじめています。

 

左翼さんのもみ消しに負けない「事実」としての国史。その一端を開いた世紀の大発見が、今回ご紹介する稲荷山古墳で出土した鉄剣に刻まれた115文字なのです

 

■稲荷山古墳出土の鉄剣とその意義

 

 

115文字という字数は日本のみならず他の東アジアの例と比較しても多いものです。この銘文が日本古代史の確実な基準点となり、その他の歴史事実の実年代を定める上で大きく役立つことになりました。

稲荷山古墳出土鉄剣は、1968年に埼玉県行田市の埼玉古墳群の稲荷山古墳から出土した鉄剣。1983年に同古墳から出土した他の副葬品とともに国宝に指定されています。

 

剣に記された獲加多支鹵大王は、日本書紀の大泊瀬幼武(オオハツセワカタケ)天皇、すなわち21代雄略天皇となるといわれています。 

 

また明治6年、熊本県にある江田船山古墳からも銀象嵌の銘文を有する鉄刀が出土しており、保存状態が悪く、肝心の大王名の部分も相当欠落していたものが。その銘文は、かつては「治天下犭复□□□歯大王」と読み、「多遅比弥都歯大王」(日本書紀)または「水歯大王(反正天皇)」(古事記)にあてる説が有力であった。しかし稲荷山古墳出土の金錯銘鉄剣が発見されたことにより、「治天下獲□□□鹵大王」

と読み、「獲加多支鹵大王(ワカタケル大王、雄略天皇)」にあてる説が有力となりました。このことから、通説では5世紀後半にはすでに大王の権力が九州から東国まで及んでいたと解釈されています。

 

2つの鉄剣からは、21代雄略天皇の存在の証明、そしてその支配が全国に及んでいたこと。そして何より学会が無視する日本書紀の記述に信ぴょう性があったことが分かりました

 

この他にも、古代の豪族物部氏の武器庫であったとされる奈良県天理市の石上神宮に伝来した鉄剣「七支刀(しちしとう)」は、 『日本書紀』には七枝刀(ななつさやのたち)との記述と合致するものであり、4世紀頃、倭に対し百済が朝貢した際に献上されたものとされ推定され、。当時の対外関係を記す現存の文字史料の一つであり、好太王碑とともに4世紀の倭に関する貴重な資料となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

改めて、実在が濃厚な天皇(大王)のおさらいをします。

 

前述の稲荷山古墳の鉄剣は、21代雄略天皇の実在を強く示唆しています。(図の7の天皇)

 

また中国の宋書に記された朝貢をした大王の記述を参考にすれば、20代安康天皇、21代雄略天皇が、「興」と「武」に推定され、また15代応神天皇についても、朝鮮でみつかった好太王碑や、石上神宮の七支刀の記述から強力な権力のもった大王であったことが読み取れます。

 

この応神天皇は、全国に4万4000社ある八幡宮に奉られる天皇でもあり、その規模と数が全国の神社で一番多いことからも、実在を疑う余地はないのではないでしょうか?

 

ちなみに応神の子、16代仁徳天皇は、世界最大の面積を誇る大仙陵古墳が墓地であるとされ、同じく大規模な古墳(誉田御廟山古墳)が御陵と推定される応神天皇など、この時代の大王の古墳をみただけでも、日本が国家としてまとまっていた動かぬ証拠になっています。

 

「日本書紀」「古事記」には荒唐無稽の記述もあるのも事実です。しかし文字もない2,600年以上昔の神武天皇の存在を否定する説はいくらでも出せましょうが、逆に存在の証拠なんてそう簡単にみつかるような物ではないと思います

 

真実と事実は違っていてもいい。

あるいは、両論を併記してあとは子ども達自身が判断をすればいいことです。

 

こうした行き過ぎた日本を卑下する教育の原因は戦後の占領政策かた始まりました。

その第一として、日本史の抹殺と神社の解体が進められ、日本史の場合は大化の改新以前の歴史を「神話」とするようにGHQ指令により決定されてしまったと指摘されています

 

それによって教育界もマスコミも御用学者によるバイアス(偏り)によって牛耳られ、自分が生まれた国に自信を持てない子ども達を育ててしまいました。

 

因みに他国の歴史書と記紀(日本書紀、古事記)の記述は本質的に違います。

他国の其れは地名や暦日が曖昧ですから歴史書と言うよりも文学書(ファンタジー)に近いと言われています。そもそも国の歴史が若く、神話の時代から一貫して国が存続しているのは日本だけなのだから、外国の基準を我が国に当てはめても処理しきれないのも当然です

 

記紀は、「一書に曰く」から始まる記述からして、「こういう説が伝えられています」と客観的な立場で史実と向き合っていることがわかります。その他にも、一々地名と干支付きの暦日を記載した歴史書で有り、それと近年の考古学の発掘実績と比べれば、年々信ぴょう性が増すばかりです。

よって記紀は歴史的事実を正確に記したものと日本人なら学んで認めて自負すべきなのではないでしょうか?

 

あの手この手で、日本を辱めるレフティーさんですが、隠してもだましても、真実に勝る事実はありません。世界で一番古い国が日本であり、また世界で一番古い系統をもつのは日本の天皇家にあたります。

 

つまらない意地の張り合いはやめ、せめて両論併記と形で古代日本を形造った歴代の大王(天皇)の偉業を子ども達に伝えるべきだと幡谷は考えます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■教科書では教えてくれない世界で一番古い国「日本」

 

画像は世界の国々の変換図です。日本だけがず~と変わらないことが分かります^^

 

日本の神話上の建国は紀元前660年2月11日(旧暦:神武天皇元年1月1日)、初代天皇・神武天皇が即位された年に由来します。現実的には4世紀頃ともいわれ、その証拠の1つが前述の稲荷山古墳の鉄剣です。

 

日本は紀元前660年2月11日に建国されています。

次に古いのがデンマークで建国は7世紀ごろだといわれています。   

今上天皇は第125代で今年は皇紀2676年にあたります。

 

日本が世界最古というのは本当です。しかし教科書ではこうした誇らしい事実を教えてくれません(T_T)/~~~

ただ、皇紀は信憑性がなく、神話でしかない・・・という左翼さんにしても、崇神天皇、応神天皇、推古天皇、継体天皇、桓武天皇 などどのあたりから揉み消せない程の資料が出てきます。

 

神話は、某隣の国のように勝手に作り出すことができるので記録にはなりません。

例えば中国なんかも、元はモンゴルですので、王朝が変わったのをセーフとしても民族が変わっていますのでそこで途絶えるわけです。

 

では、何故世界は、日本を最古の国家と見とめているのでしょう。

それは2位のデンマークの時点で7世紀だからです。

仮に聖徳太子の実在性を60%、天智天皇の実在性を80%くらいだとしても、

桓武天皇はほぼ100%確実に存在したと思われます。

 

その桓武天皇の時点で、6世紀です。こうした感じで消去法的に考えても日本は一番古いわけです。

その後平安、鎌倉、室町、江戸、大日本帝国等自体が変わっても、天皇はずっと続いるわけですから、仮に6世紀からだとしても1位なわけです。どこからかと突き詰めると絶対に結果は出ないので、最低でも6世紀と考えれば納得なわけです。

 

よく言われるのがエチオピアの皇帝は日本の天皇よりも歴史が古く、植民地時代も何とか耐え切ったのですが、残念ながら冷戦の影響で革命が起き、途絶えてしまいました。(エチオピア帝国→エチオピア共和国)

 

幡谷は、これはとても誇れることだと思いますし、誇りに思える教育を推進すべきだという立場です。

さすがに戦時中のようなのは行き過ぎですが、ある程度の愛国心(こういう言葉を使うと変なふうに思われてしまいますが)を持つことは良い事だと思います。

 

国旗を掲げただけで、右翼と叩かれる国は世界中でも日本くらいなのではないでしょうか?

青年会議所の事業でも、対外事業では国歌を歌わないことが殆どです。自分の国の歌や旗を大事にすることがなぜ批判される対象にのか?いまだに理解できません

 

たまに「戦前はダメなんだ」みたいに言う方々がおられますが、戦前にも『大正モダン』という時代があり、決して非民主的な文化ではなかったことが指摘されています。国家神道、あるいは行き過ぎた皇国教育があったのも事実ですが、それは大戦末期のごくごく一部の時間のこと、左翼さんのバイアスにひっかかり、近現代史を学ばないことが、こうした誤解をまねく一因になっているのかもしれません。

 

世界で一番古い国、日本。

それは日本が一番平和であったこと、そして国民や周囲の国との距離感を上手に保ってきたことの証明でもあります。

 

手垢のついた「日本史」をすて、時代は「国史」の時代へ! 

 

稲荷山古墳で発見された1本の鉄剣が実在を疑われた古代の天皇の存在を証明してみせました

今後も発掘や研究の成果が蓄積され、また子どもたちに「普通」の教育が推進できれば、だれもが国を愛することを卑下せず、国歌、国旗掲揚が普通にできる「普通の国」になることを確信しています

 

この輝かしい歴史を紡ぐ子どもたちにこそ、真実の歴史を学んでもらう必要があります。

幡谷は、国史推進のため、神話教育から、ブログの更新、家訓づくりや、居酒屋での語らいまで、これからも「国史」を推進していきます。

 

(Yhoo知恵袋 参照)

 

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コメント: 1
  • #1

    横山 康夫 (日曜日, 01 1月 2017 15:43)

    埼玉稲荷山古墳の銘文ある鉄剣は、当古墳の副室から出土したもので、埼玉稲荷山の鉄剣銘文に現われた「~大王」とは、近畿の天皇家の人物ではありません。もちろん、雄略天皇などではありません。関東内部で「統一権力」を行使していた関東圏の大王です。
    2016/12/30(金) の朝日新聞で、<稲荷山古墳に「真のあるじ」? 未知の埋葬施設か>と報道されたように副室ではなく、主室を発掘し真の関東の大王を確認しなければなりません。
     記紀を正しく解読できない現在の古代史、考古学会の誤りを正し、真の日本の歴史を明かにしなければなりません。■