学校では教えてくれない「日本の神話をまなぶプログラム」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■神話をまなぶプログラムとは?

 

平成28年5月9日 鉾田JCさま主催のオセロ大会の時間を頂戴し、「子どもと学ぶ神話のお話し」と題し、プログラムを実施させていただきました

いつもは家訓ニストして活動している幡谷ですが、今日だけは、神話のコンシェルジュとして、子ども達とお父さんお母さんを日本の神話の世界へ招待します^^

 

今回、プログラムの組み立てる上で3つの工夫を施しました

 

① 「日本の誕生日をお祝いしよう」という提案

② 「国ゆずり」のお話しを紙芝居で勉強する

③ こども達に自分が何をできるのか?「みらいへの約束」をきめてもらう

 

「日本の誕生日」とは、2月11日の建国記念日のことを指します。

プログラムは、パワーポイントに従ってすすめます。40分の時間のあいだに、ワークショップや、絵本、そして紙芝居をまじえ楽しく進行させていただきました

 

アメリカやヨーロッパの国の神話や建国記念日と比較して、日本が世界一古い国であること、そして神話の1つ1つが絵空事でなく、現代にもつながっていることを子ども達に伝えることができました

 

あなたは、日本の神話を語ることができますか? 

世界的な歴史学者として知られるアーノルド・トレンビー博士は、「民族の神話を学ばない国は間違いなく滅びる」と述べています。

 

国際化!と言われて久しいなか、真の国際化とは、自分の国を、自分の言葉で伝えることです。幼少期からの英語教育・・・というのも何だか滑稽で、まずは、しっかりとしたアイデンティティをもつこと。そしてそれをつくるものが、神話であるべきだと家訓二ストは考えます。

  

家訓づくりプログラムで問うものは、あなたの価値観。それは、アイデンティティです。そして、日本のアイデンティティーをみつめるもの。それが神話であると確信しています

 

 

ここで、神話クイズです。

 

Q:今年は、2016年です。では、西暦の始まりの由来はなんでしょう?

A:キリストの生誕をゼロ年としてカウントしたもの

 

Q:1週間は7日です。ではなぜ7日なのか?そしてなぜ日曜は休みなのでしょう?

A:旧約聖書によると、全知全能の神は、世界を6日でつくり7日目に休んだとされています。

  神話に由来し、決められたのが1週間です。日本には明治時代に定着した習慣です。

 

Q:日本の建国したのは、いつでしょう?

A:紀元前660年 2月11日 

 

Q:では、建国したのは誰でしょう?

A:初代天皇として即位した神武天皇です。

 

 

キリスト教徒でもないのに、聖書のことって知識として知っている人も多い気がします。ドラマであったり、クリスマス会であったり、外人さんは上手にアイデンティティを紹介する術をもっているようです^^;

外国のカルチャーを否定するつもりはありませんが、どうせなら、日本のことを知っておくべき、そして子どもたちに「日本」を伝える必要ってないでしょうか?

 

「伝える」前に、子育て世代である我々が知らない日本の建国歴史を、子どもたちに伝えることなどできません。では、なぜ知らないのか? 答えは簡単、「習ってない」から。それは戦後のGHQ主導の教育改革の中で、日本を緩やかに弱体化させるべく、「神話」を否定したことに由来します。

 

 初代神武天皇より、10代にわたり100歳をこえる歴代天皇が登場することから、神話に由来する建国の歴史を、「科学的でない」っと否定する意見も多く、戦時中の皇民教育へのアレルギーも重なり、現在、学校の現場では神話を教えることはありません。

 

しかし、クイズでも紹介した西暦の始まりと同じように、ヨーロッパでは様々な習慣の中に、神話は溶け込んでいます。古事記のなかに矛盾のある記述があるように、聖書中にも1000歳をこえる超人も登場するなど、現実的ではない記述がみられます。

 

人間はそんなに長い生きしないので嘘。従って「聖書」も嘘!・・・というのは簡単です。

でも、聖書に連なる西洋の歴史すべてが否定できるのでしょうか? 

 

神話は、「整合性」でなく、伝えれてきたっという事実と向き合う姿勢が大事です。それは聖書だけでなく、日本に伝わってきた「日本の神話」にも同じことがいえます。世界には様々な民族が暮らし、そしてそれぞれの信じる神様、それぞれの神話をもっています。どれが正しいとか、どれが劣っているのかでなく、この「伝承」を次の時代に引き継ぐ責任がぼくらにはあるのではないでしょうか?

 

学校の現場で「日本の神話」を伝える必要があります。

様々な障害があり、リアリティーのある話ではありませんが、確実に「風」はきています。

 

神代から現代へ

神話はおとぎばなしでもなく、地域地域に神話に由来を根ざすご祭神があり、秋祭りあるいは、初詣と、暮らしの中で共に息づくものです。

平成の世のたばねる天皇陛下ご自身も、神代より系譜を連ねる奇跡の存在でもあります。

 

創業200年をこえる会社が3000社。これは2位のドイツ800社を大きく上回る老舗大国であることは、プログラムでも取り上げさせていただきました。「古い」ということは、「長く続く」ということ。長く続くということは、不断の努力はもちろん、価値観の継承がしっかりされ、なおかつお客様、地域に愛され「徳」を育んできた証拠に他なりません。

 

これは、企業だけでなく「国」でも同じことがいえるのではないでしょうか?戦乱の絶えない人類の歴史の中で、建国が、2676年前。これは世界中で日本が一番古く尊い国ということを表しています。

 

最近の考古学の調査では、建国の地とされる奈良県橿原から多くの出土物がでてきており、3世紀に登場する古墳群の存在、4世紀の朝鮮に残る好太王碑文の記述、お堅い歴史学者が、実在を認める天皇までさかのぼっても、実に1500年の歴史を誇っているのです。日本の次に古い王族は、英国王家の1000年です。桁違いに古い歴史をもつことは自覚と、自慢をしなければなりません!

 

日本ってすごいっ! て思いませんか?

そんなすごい日本に生まれ育つってことは、幸せではないでしょうか ?

 

お子さんの誕生日を祝うように、建国の日を日本の誕生日としてお祝いしてもらいたい^^

少なくとも、クリスマスを祝うなら、建国記念日を祝ってもバチはあたらないはず(^_-)

 

まだまだ駆け出しのプログラムですが、今後もブラッシュアップにつとめ、ゆくゆくは全国の学校で学んでもらえるようなカリキュラムとすることを夢想しています

 

家訓ニストの歩みにご期待ください!  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■神話の絵本

 

古事記、日本書紀に記された神話の世界、現代語に訳されていても読み解くのに結構忍耐?がいるのも事実です。神話は読んでみたいけど、難しい漢字は苦手*_*)

 

・・・ そんなあなたに紹介するのは、「神話の絵本」です。かくいう家訓二ストもこの絵本で神話アレルギー?を克服することができました。
  

この絵本は、平成19年 日本青年会議所 教育の拠り所策定委員会の有志が自費出版で制作したものです。オールカラーで、値段は500円(><) 

 

完全に赤字・・・っというか、最初から儲けるつもりもなく、多くの方に手を取っていただきたいとつくりあげた奇跡の絵本なのです。

  

幼い頃に、絵本の読み聞かせを受けている児童は、その後の成長や発達に素晴らしい効果をもたらすことが知られています。そして、読み聞かせの素材として、日本に古くから伝わる神話をチョイスしたもの秀逸です^^

絵本というツールをつかって、シャワーのように我が国のアイデンティティーに触れることは大事なことなのではないでしょうか?

 

おすすめです^^ 

専用HP,そしてご購入はこちら ↓↓↓

 

http://www.ninigi.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■神話の紙芝居

 

http://www.gstrategy.jp/kojiki/ 

 

子供から大人まで、日本の神話を

楽しく学び伝えていく方法はないだろうか?

 

 現存する日本最古の歴史書が古事記ですが、この「古事記」は、天武天皇の勅命によって編纂がはじまり、平成24年(2012年)に完成から1300年目を迎えました。聖徳太子の憲法17条の制定が604年。平城京に遷都したのが710年、その2年後の712年に古事記は完成します。

 

 とても古いので「古事記」のイメージといえば、自分には関係ないし、難しそうだし、面白くなく、ふるくさい、といった感じかもしれません。でも・・・

 

 本当は、私たちの生活に今も脈々とつながっていて、とても面白いものなのです。例えば、建国記念日の元になった初代天皇の神武天皇の即位についても古事記に記載があります。初代神武天皇から現在の今上天皇まで皇統が連綿と受け継がれており、その伝統は今もなおいきているのです。そして、日本は世界最古の国家として今も存続し続けています。

 

日本の神話、日本のルーツを学ぶ機会がない子供たちに、どうしたら楽しく学んでもらえるか? 大人から子供へ楽しく伝えられる方法はないか? 子供たちが神話に親しみ、国の歴史やタテイトを学ぶきっかけが作れないかと思い、「古事記」の紙芝居制作企画を立ち上げました。

 

 

紙芝居「古事記」プロジェクト 

 動画ではなく敢えて紙芝居にしたのは、大人から子供へしっかり口頭で伝えてもらうため。 そこで神社や学校、地域の大人たちと子供のコミュニケーションをとってもらいたかったのです。

 

 紙芝居は、絵を見せながら語る演じ手が、観客の反応を見ながら進めることができ、その場にいる人たち全員の一体感を生み出すことができます。インターネットやスマートフォンなどが普及した現代ですが、昔ながらの紙芝居だからこそ、大人から子供へ口伝のように伝えることができ、お互いに学びコミュニケーションできるスタイルを作れると考えたからです。

 

 紙芝居「古事記」は、龍馬プロジェクト代表でもある神谷宗幣が中心となって作成し、全国への普及を目指しています。