日本JCが建国記念日に「おむすびを食べようキャンペーン」を提案
参照:産経新聞
http://www.sankei.com/life/news/170210/lif1702100049-n1.html
「建国記念の日」(2月11日)への国民の認知度を上げようと、若手経営者らでつくる日本青年会議所(日本JC)は今年から、「日本の誕生日には、おむすびを食べよう」と呼びかけるキャンペーンを始める。
11日に特製のおむすびを無料配布するなどして、「節分には恵方巻き」のような食文化をつくり、日本の建国への関心を高めたいとしている。
日本JCが平成27年に実施した建国に関する意識調査では、米国やカナダの国民の9割以上が「自国の建国・独立の日」を正答したのに対し、日本人は2割未満にとどまった。
日本JCの三井陽一郎さんは「節分の日に恵方巻きを食べるような食文化が根付けば、日本の建国への認知度も高まるのではないか」とキャンペーンを提案。食べ物は日本が稲作文化から発展してきたことや、「お結び」という縁起の良さもあって「おむすび」に決めたという。
今年は、初代神武天皇即位を紀元とする皇紀2677年に当たることから、「日本は今日で2677歳 お誕生日おめでとう!」とデザインした特製おむすび約2千個を作製。11日正午から東京都渋谷区の明治神宮会館前、午前11時から神武天皇をまつる奈良県橿原市の橿原神宮の鳥居前広場で無料配布する。
一方、ツイッターなどに、おむすびを食べている写真を「#日本おむすび」というハッシュタグを付けて投稿してもらうことも呼び掛けている。三井さんは「建国記念の日には、スーパーやコンビニなどに日本の建国を祝うおむすびがたくさん並ぶようになるまで継続していきたい」と話している。
建国の日を知らない子どもたち
どこのご家庭でも、子ども達の誕生日には、お祝いをすることでしょう。
そこに理由なんていりません。
またキリストさんが生まれた(とされる)クリスマスにも盛り上がります。
古今東西、自分が生まれた日、そして国が生まれた誕生日は、盛大なお祝いをするものです。しかし、今の日本では、建国記念の日の意味さえ分かっていないそんな寂しい現状があります。
少なくとも、キリストさんの誕生日よりも注目してもバチは当たらないのではないでしょうか?
建国記念の日にあわせ、産経新聞に日本JCの取組が紹介されました。これまで、日本の建国について、日本JCが1万人以上の皆様からアンケートを集めて結果では、2月11日が建国記念の日とは知っているものの、その理由については、8割の方が、いつ、どこで誰が建国かしたかはわからないとの回答をよせています。
建国記念の日は、紀元前660年2月11日 初代天皇である神武天皇が橿原(奈良)の地で即位されたことを祈念する祝日です。
水戸JCでも14年の8月例会のキャンプ事業の際、50人の子供たちに、建国の歴史を問う問題を出したことがあります。正解者は、50人中2名(-_-;) わずか5%という結果でした。
子ども達にとって、神話までさかのぼる世界で一番古い国に住んでいるという事実は、様々なプライドをもらたしてくれるはずです。意地悪な識者が、「初代天皇なんていなかった!」っと言われたとしても、実在が確認できる継体天皇までさかのぼっても建国の歴史は1500年前で世界一の古さになります。
古い歴史があることは、子ども達に誇りをもってもらえることに繋がります。国を愛することは、家族、周りの人を愛し、笑顔を育み、広げることにつながります。
そもそも、日本を誇りにおもう。そのことが悪いことでしょうか?
右、左、まんなか? それぞれの主張があってこその民主主義ですが、国史教育を施されたのち、子ども達自身が、判断すればいいだけのこと、大人たちの勝手なバイアスで、歴史を伝えなことは、無知でなく、犯罪です。
JCのOBとして、そして一人の日本人として、建国記念日が、日本の誕生日として、誰からも愛される祝日となることを祈念しています。
「建国記念日を知る基礎知識」
Q:今年は、2013年です。では、西暦の始まりの由来はなんでしょう?
A:キリストの生誕をゼロ年としてカウントしたもの
Q:クリスマスは誰の誕生日?
A:イエス・キリスト・・・ではありません。ローマ時代に後付で冬至のお祭りを組みあわせたものに由来しているそうです。
Q:日本の建国したのは、いつでしょう?
A:紀元前600年2月11日 奈良県橿原で建国されました。
Q:では、建国したのは誰でしょう?
A:初代天皇に即位することになる神武天皇です。
英語教育を否定するつもりはありませんが、どうせなら、日本のことを知っておくべき、そして子どもたちに「日本」を伝える必要ってないでしょうか?
「伝える」前に、子育て世代である我々が知らない日本の建国歴史を、子どもたちに伝えることなどできません。では、なぜ知らないのか? 答えは簡単、「習ってない」から。それは戦後のGHQ主導の教育改革の中で、日本を緩やかに弱体化させるべく、「神話」を否定したことに由来します。
初代神武天皇より、10代にわたり100歳をこえる歴代天皇が登場することから、神話に由来する建国の歴史を、「科学的でない」っと否定する意見も多いようです。しかし、クイズでも紹介したように、西暦の始まりや、あるいは聖書、新約聖書の中では500歳をこえる方、方舟で有名なノアなどは、300歳で、子どもを、500歳で洪水。そして950歳で死去っと、現実的ではない記述がみられます。
「ノア」は、いませんでした!っというのは、簡単。でも、ノアから連なる西洋の歴史すべてが否定できるのでしょうか? 神話の整合性でなく、伝えれてきたっという事実と向き合う姿勢。そして、この伝承を次の時代に引き継ぐ責任がぼくらにはあります。
神話から現代へ
神話はおとぎばなしでもなく、暮らしの中で私たちの生活のなかで息づくものです。いまも、地域地域に神話に由来を根ざすご祭神があり、秋祭りあるいは、初詣と、神様と寄り添い暮らしていくのが日本人の特徴です。
平成の世のたばねる天皇陛下ご自身も、天皇という地位だけでなく、神道における祭祀王という側面も持たれています。天皇の英語訳は、エンペラーです。現在、世界中に「王(king)」はたくさん存在するのですが、「皇帝(Emperor)」と英訳されるのはなんと天皇だけです。
創業200年をこえる会社が3000社。これは2位のドイツ800社を大きく上回る老舗大国であることは、プログラムでも取り上げさせていただきました。「古い」ということは、「長く続く」ということ。長く続くということは、不断の努力はもちろん、価値観の継承がしっかりされ、なおかつお客様、地域に愛され「徳」を育んできた証拠に他なりません。
これは、企業だけでなく「国」でも同じことがいえるのではないでしょうか?戦乱の絶えない人類の歴史の中で、建国が、2672年前。これは世界中で日本が一番古く尊い国ということを表しています。
最近の考古学の調査では、建国の地とされる奈良県橿原から多くの出土物がでてきており、3世紀に登場する古墳群の存在、4世紀の朝鮮に残る好太王碑文の記述、お堅い歴史学者が、実在を認める天皇までさかのぼっても、実に1500年の歴史を誇っているのです。日本の次に古い王族は、英国王家の1000年です。桁違いに古い歴史をもつことは自覚と、自慢をしなければなりません!
日本ってすごいっ! て思いませんか?
そんなすごい日本に生まれ育つってことは、幸せではないでしょうか ?
いまいち、自分に自信をもてない日本人。
それは、誰のせいでもない、自分たちのせいです。ぜひ2月11日は日本の誕生日です。家の前に国旗うをかかげ、家族や友達と、せっかくの祝日をお祝いしましょう^^
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